About SSF

映画祭について

この映画祭は、インディペンデント精神を重んじ、子供たちの未来を考え、
新しい世界の価値観を相互理解し、世界の平和を作ります。

●ユニークなエントリーシステム

「フィルムメーカー部門(プログラムエントリー方式)は、1人の監督が複数本の作品を45分以内にプログラムして応募出来るエントリー方式です。このことにより、ショートフィルムの作品のみならず、監督にフォーカスしショートフィルムの世界を「音楽のモデル」に近づけようとする試みです。作品部門はシングルカットのようなもので、フィルムメーカー部門はアルバム部門のようなイメージです。

●国内では唯一ショートフィルムのマーケット(Spotrights)

応募作品の売買の場を設けており、新しい魅力あるコンテンツの提供を積極的に行っています。今年応募された作品でマーケット参加の約2,000本の作品をこのマーケットでは観ることができます。ショートフィルムの産業は未だ国内では未開拓ですが、その可能性は一度作品を目にした方は、間違いなくその大きさを感じていただけると確信しています。開催中は各国から監督たちも参加。様々な国の機関もレセプション等を開きます。

子供たちの映像教育にもショートフィルムを活用し、小学生を対象とした映画制作ワークショップや、小学生以下無料のチルドレンプログラムなど、底辺の拡大にも努めています。

“まるで映画みたい”

初めて短編映画(ショートフィルム)を見た人がよく口にする感想です。こうした声を耳にすると、ショートフィルムの魅力がまだ十分に伝わっていないと思う反面、そこにとても大きなチャンスを感じます。それは、短い時間尺の中に、笑い、涙、喜び、怒り、愛、人生など、様々なドラマが凝縮されたショートフィルムの素晴らしさを知ってもらう余地がまだたくさんあるからに他なりません。
ショートフィルム用の脚本、撮影、編集によって作られた良質の作品を見てもらうことで、“長編映画の短縮版”ではなく、「ショートフィルム」というジャンルがはっきりと存在することを伝え、その価値を共有したい—SAPPOROショートフェストはこうした想いからスタートし、いま、5周年を迎えました。2006年の第1回以来、世界120の国と地域から約12,000本の作品がここ札幌に集まり、延べ4万人がショートフィルムを堪能。SAPPOROショートフェストは少しずつ、着実に、歩みを進めてきました。

“作り手と観客の距離が近い”

札幌を訪れた監督、国際審査員、そして観客の皆さんからいただいた言葉です。自信作を携えて札幌にやって来る作り手たちに、敬意と拍手で応える観客の存在。上映後の会場のあちこちで作り手と観客が気軽に会話を交わす光景は、映画祭がショートフィルムを通じた国際文化の理解、人や国との交流機会になっていることを実感できる瞬間です。目の肥えた観客が数多くいることや、若く才能ある作り手を温かく受け入れる空気は、きっとこの映画祭を大きく成長させてくれる原動力になるはずです。「SAPPORROは素晴らしい街。この体験は決して忘れない」— 毎年、多くの監督たちがこう言い残して札幌を後にし、再び新作を応募するフィルムメーカーも少なくありません。
子どもを対象とした映像教育ワークショップや、24時間以内に1分間のショートフィルムを完成させ、作品の出来栄えを競う「アイアンフィルムメーカーコンテスト」など、次世代の作り手の育成も映画祭の重要な使命です。映画祭が文化を育み、街を元気にし、人を育てるSAPPOROショートフェストの大きな目標がここにあります。

“もっと見る機会を”

ショートフィルムの魅力を知った観客からのリクエストです。ケータイ、パソコン、ゲーム機等の普及、メディアの多様化、動画サイトの爆発的な拡大などを受けて、映像コンテンツの楽しみ方、見る場や機会は飛躍的に拡がっています。時間の制約が短く、エンタテイメント性の高いショートフィルムは、こうした環境の変化の中でニーズを高めていくことでしょう。SAPPOROショートフェストは、ショートフィルムの新たな活用方法の提案や、作品の権利の売買促進など、ショートフィルムの産業化に取り組んでいます。
世界から優れた作品が集まる札幌、多くの目の肥えた観客がいる札幌、次代の映像人材が次々と羽ばたくここ札幌を拠点に、今後もショートフィルムの多様な可能性を発見し続け、育てていきます。

まだまだ若い映画祭ですが、今後も参加者、協力者が一体となって、札幌オリジナルの国際短編映画祭に進化させて参ります。