年末から準備していた映画祭の募集が始まり、今年のビジュアル募集の要項アップなど、多少締め切りを乗り越えた感もありますが、HPの修正や1月29日から始まるクレルモンフェランへの遠征準備などの準備に日々追われいます。
年末から募集要項の内容とスポットライツの応募手順の見直しをした中で、デジタル一眼レフの機材を使った映像作品をかなりチェックして、あまりに高画質の映像をたくさん見つけたので、せっかくだからここに紹介しておきます。映画祭のHD対応もすぐそこまで迫ってきているようです。また、入手しやすくなったDSLRやフォーサーズ機材を使った作品も増えてくる予感です。

昨年の　SSF2009ではNikonのD90で撮影した田吹佑輔監督作品「停留所」がオフィシャルセレクションに選ばれていますが、Nikonの機材も少しずつ増えてきているようですが、現在は、デジタル一眼によるビデオ撮影は、Canonの５Dと7Dが圧勝。映像制作の業界関係者が積極的に現場に取り入れているようです。今回はビデオ共有サイトViemoで公開されているものを紹介します。映画祭としては長年、Panasonicがサポートしてくれているので、4/3の機材もがんばってほしいです。

まずはCanonの機材から。
イギリスのブライトンのローラーブレード・コミュニティー撮影風景はこちらこんな機材でこれですか、という内容。

The People of Brighton - Short Film from Sim Warren on Vimeo.

次は、ライブ・コンサート風景もこんなに撮れるのか、というビデオ。

canon 7D from Jay M Raiveeson on Vimeo.

今度はNikonの機材、D3s
こちらは、フランス3DCGの学校: Art Fxの授業に使われています。使用機材はとうぜんCanonも。メイキング映像はこちら

BikeHerault / NIKON D3s from ArtFx on Vimeo.

ついに、CanonとNikonが激突！ Nikon D3s vs EOS-1D Mark IV
定番の画質比べ、どちらも甲乙つけがたい、あとは好みでしょう。

Streets at Night II - Nikon D3s from Peter Prevec on Vimeo.

最後に映画祭が大変お世話になっている、Panasonicのフォーサーズ（4/3）、GH1でとったビデオ、これもなかなかよく撮れいています。懐かしのグレース・ジョーンズ、ラビアンローズが使われていい感じです。カナダのダンスフェスティバルのビデオちょっと息抜きビデオですが、夜の9時まで撮影していたとか、夜にも強いのが1眼デジタルシネマの特徴ですね。あの小ささも魅力。ちなみに、SSF2009のグランプリ副賞はこのカメラでした。

GH1 Just for Dance Day from Roland Cadieux on Vimeo.

あとはD90で制作されたすばらしいストップモーションアニメーションもありましたが、あまりにたくさんビデオを見過ぎて、何処だったかわからなくなってしまいました。SSF2010は新しい機材で撮影された作品も応募されてくると思います。作品の応募もよろしくお願いします。