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レインマン」のオスカー脚本家 バリー・モロー氏 
レインマン」のオスカー脚本家 バリー・モロー氏 

ダスティン・ホフマンとトム・クルーズ主演し1982年にアカデミー作品賞・脚本賞受賞した映画「レインマン」の原作・脚本が、このバリー・モローさん。そして、その奥様のバレリーさん。カリフォルニア・インデペンデント・フィルム・フェスティバル2009の時に出会いました。

アワードレセプションを終え、みんな泊まっているホテルに戻ってきてロビーでどんちゃん騒ぎをしている所です。この映画祭は本当にフレンドリー。この時が縁で、2010年のSAPPOROショートフェストの国際審査員を務めてくれることに! 奥様を同行しての来札となります。
それにしてもバレリーさん。若くてとてもきれいな方です。女優さんかと聞いたらそうではないといっておりましたが、あまりにもきれいでした。おしどり夫婦とは彼らのことをいうのでしょう。とっても仲が良くて周りにいる人も幸せな気分になります。

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そして、彼らのなんとも愛に満ちあふれている人柄は、生涯を通じて障がいを持つ人々の権利擁護活動を行っていることからも証明されている。すばらしい方! (次ページのプロフィール参照)

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ほんとに仲が良いんです! うらやましいくらい。二人とも若々しい。ここだけの話し。驚くべき事実ですが、なんとお二人とも還暦を過ぎていると言うことです。(^_^;)

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実はこのダンス。僕が歌う「上を向いて歩こう」で踊ってるんです。(^_^;) それにしても仲が良い。プロポーズの時、この歌がかかっていて、このようにダンスをしていたそうです。在りし日を思い出しているのかも?

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右に写っているのがリアルレインマンのキム・ピークさん。残念ながら昨年末に亡くなられてしまいました。二人の愛に包まれて今頃は天国でたくさんの思い出にひたっていることでしょう。ご冥福をお祈りします。


バリー・モローさんのプロフィール:
ハワイ大学で児童演劇を専攻中に執筆に関心を持ち、その後、Bill Sackter(ビル・サクター:知的発達に遅れのある人を対象とする州立施設に44年間暮らす)との出会いを機に、この稀有な友人関係を描いたTV映画『Bill』が高い評価を受け、脚本で1982年にエミー賞を受賞。代表作は、自閉症の男とその弟の関係を描いたオスカー賞受賞作でもある映画『レインマン』(ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ主演)で、1988年第61回アカデミー賞、原作・脚本部門賞、最優秀作品賞を受賞。ドキュメンタリーを中心にプロデューサーとしても活躍。米国知的障がい者協会(ARC)・米国ソーシャルワーカー協会・Project Turnabout・米国自閉症協会(ASA)の会員であり、生涯を通じて障がいを持つ人々の権利擁護活動を行っている。

"A Friend Indeed - The Bill Sackter Story" (ビル・サクター・ストーリー):オフィシャルサイト
http://www.billsackter.com/


PS:2010年10月6日からのSAPPOROショートフェストの審査員で来日する彼のトークショーのためのリサーチをしていました。


知れば知るほど、彼の活動はすばらしいです。
それにしても、我々は常に一部(東京から送られてくるメディア)の情報しか知りません。

バリーさんの生涯の運命を変えた「Bill Sacter」 さんとの出会いで、彼はエミー賞を受賞する「BIll」を執筆し、2008年には彼のドキュメンタリー"Bill Sackter Story"を制作。いずれも日本ではほとんど紹介されていません。

オフィシャルサイトを観ると、
たくさんのYou Tubeのビデオで、Billのことや、Barryさんのコメントなどを見ることができます。

すばらしい内容だったので、
是非、観ていただきたいとおもいました。

名作「レインマン」もBill Sackterが居て生まれた作品なのですね。