SSF 事務局ブログ
この冬の時期は何でか、海外の映画祭も多いんですよね。
今月末から、札幌の映画祭もフランスの映画祭へ行きます!
募集告知やらネットワークづくりやら、日本作品のプロモーションやらミッション満載。
フランスに持ち込む資料の準備中。
さて、情報収集と単純な好奇心からよその映画祭のWEBページを
チェックしているのですが、今年も色々な発見しましたので、ご紹介。
まず、1つ。
今年のクレルモンフェラン国際短編映画祭のインターナショナル部門の
審査員に「ベント・ハーメル」監督(ノルウェー)の名前を見つけた。
「クリスマスのその夜に」が現在札幌ではシアターキノで上映されていますが、
ファンとしては、ただ一言「いいなぁー」と思うばかりです。
個人的には札幌に来てくれないかなぁ、などとあわよくば...的なことも
考えてしまいます。
2つめ。
去年の4月あたりからYoutubeで話題になっていた
「Las Palmas」という作品。
どんな作品かというと1歳くらい(?)の女の子が
ぐでんぐでんな酔っぱらい中年女性(?)を演じている... 内容。
バカンスできた島で自由きままに思うがまま、過ごしているんです。
これ、今年のサンダンスで上映されます。
◆Baby trashes bar in Las Palmas
ぐでんぐでんぶりと自由奔放な様子がとても面白いです。
このつづきの最後の方も良い感じなのです。
ところで今年のサンダンスの応募数は7,675本あり、
その中で上映されるのはわずか64本...。
この中で平林監督の「663114」も上映されますが、
ホントこの本数から選ばれるってすごいことだな、としみじみ思います。
応募する方としてもその難関さにため息がでることと思いますが、
「7000本以上、事前審査するって...」と運営側から想像してみても
やはりため息がでますね。
さて、昨年から個人的に注目していた「Las Palmas」ですが
札幌に来てくれないかなぁ、などとあわよくば...的なことを願っていたら
な、なんとDVDが送られて来ていました。
これからチェックするのが楽しみです。
■サンダンスの公式ページ
SUNDANCE FILM FESTIVAL
3つめ。
毎年話題のベルリンですが、
今年は短編部門のノミネートがなかなか発表されないなー、と気になっていたのですが
やっと公開されました。
長編のほうの審査員にフランソワ・オゾン監督(フランス)がいたり、
短編以外でもいろいろと気になることが多いのですが、
やっぱり短編の方もいろいろと気になることがありました。
短編の審査員はDavid O'Reilly監督の名前を発見。
2011年の映画祭で
「最優秀コンテンポラリー / エクスぺリメンタルショート賞」と
「クリプトン・ベスト・サウンド・アワード」を受賞した
「The External World」の監督です。
ノミネート作品には
和田さん(SSF2011のFM部門)の新作と
泉原さん(SSF2009最優秀国内作品賞)の新作を発見。
どちらもワールドプレミアム(初公開)のようなので
とても気になります。
やっぱり、お二人の新作も
札幌に来てくれないかなぁ、などとあわよくば...的なことを願うばかりです。
短編部門ノミネートのプレスリリースのページ
■ベルリン公式ページ
Berinale
4つめ。
来週から始まるロッテルダムにもミシェル・ゴンドリー監督(フランス)の
ワークショップがあるみたいだし、これもとても気になります。
体が4つあれば、4つの映画祭、全部行ってみたい!
...というように、札幌の映画祭も色んな皆さんに
「札幌に行きたい!」と思われる映画祭になるよう、目下準備中です!
第7回札幌国際短編映画祭へは3月15日(木)WEBエントリー締切です。
「あわよくば...」などと他力本願的なことは考えず、
ぜひ積極的にガンガンご応募ください。
詳しい応募についてはこちらの記事を
到着DVDも増えてきました。
ありがとうございます。