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SAPPORO SHORT FEST 2011 | 第6回 札幌国際短編映画祭 10月5日(水)〜10日(月)

2011 メッセージ

Message 2011

『国を超え、地域を越え、多様な表現がひとつになって、希望ある未来を創る。』
SAPPOROから映画祭を通して世界に対して元気なメッセージを送ります。

SAPPOROショートフェストは2006年の発足以来、国際的なショートフィルムの祭典として、さまざまな国と人そしてクリエイターと繋がってきました。 これまでに世界120ヵ国から1万2000本の作品が集まり、延べ5万人のみなさまに楽しんでいただきました。さらに、映画祭のマーケットを通じて作品の評価を高め、新しい映像文化や産業を構築し、新しいコンテンツとしての価値を証明しつつあります。このような取り組みの実践は内外から評価をいただき、国際交流の拠点として、観光資源としても注目されています。

今年3月、東日本大震災のニュースが世界中に流れ、多くの人が涙を流しました。現在も東北地方はもとより日本全体が大変な危機に見舞われています。SAPPOROショートフェストにも心配や励ましのメッセージが世界中から届いております。多くの激励に感謝するとともに「復興と再生」の願いを込めて、ショートフィルムを通じて絆を培った友人たちとメッセージ映像を制作し、映画祭のホームページや動画サイト、 街頭ビジョンなどから世界に発信していきます。今年のメインビジュアルであるKINPROこと新矢千里さんのイラストをモチーフとしたショートストーリーで、編集ディレクターは今年度のカンヌ広告映画祭でグランプリに輝いた菱川勢一監督に依頼。日本語のナレーションにはシンガーソングライターで2007年国際審査員を務めていただいた大貫妙子さんにご協力いただきました。

被災された東日本をはじめ日本全国の人々に、そして世界中のショートフィルム・ファンに希望を届けられるメッセージになることを願っています。

SAPPOROショートフェスト実行委員会一同

今年の新たな
チャレンジ

1. パブリックジュリー誕生(VIP特典)

来場者による「オーディエンスアワード(観客賞)」のほかに、今回より新たに「パブリックジュリーアワード(市民審査員賞)」を設けました。これは映画ファンが多く求められるVIP回数券ご購入者で、コンペティション対象プログラムをすべてご覧になった方によって選出されます。北海道の映画ファンによるベストワンともいえるスペシャルな試みです。

※VIP回数券購入者特典の優先入場はなくなりました。ご了承ください。

2. 北海道セレクションが公式コンペに昇格

北海道出身の監督、北海道制作作品を紹介してきたプログラム「北海道セレクション」が、今年から公式コンぺティション対象プログラムに昇格!国際審査員により「最優秀北海道作品賞」などが選出されます。札幌から世界に新しいムーブメン卜を発信していきます。

3. オフ・シアターのさらなる充実

これまでご要望の多かった国内作品を「ジャパン・オフ・シアター」として上映・紹介していきます。北海道を拠点に活動する監督たちの作品も多数セレクト。監督や俳優、プロダクションなど日本の映画制作者たちが札幌に集結します。日本の映画業界を変える新しい才能をお楽しみください。

4. 日本初公開作品多数あり!

今年は88の国と地域、2291本の応募作品の中から秀逸な78本をコンペティションプログラムで上映。ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、サンダンス・インディペンデン卜映画祭、クレルモンフェラン国際短編映画祭など世界各国の映画祭で話題となった作品たちが、SAPPOROショートフェス卜のグランプリをめざします。