障害者だからといって決めさせない。 出来ることではなく、やりたいことを自分で決める。 彼の想いを通し、社会の一つの在り方を提示する。

LGBTQであり、SNSでもインフルエンサー活動をしているコバにゃんさん。一体コバにゃんさんはどのようにインフルエンサー活動を行っているのか。

不漁続きの海。しかし、現場を知る人間だからこそ伝えられることがある。伝えることで、変えられることがある。海苔漁師として生きる相澤太の挑戦を描いた物語。

東京の畳職人・八巻さんは、大分県国東市で栽培される絶滅寸前の「七島藺」を農家と共に守りながら、失われつつある畳文化の魅力とその持続的価値を強く訴える。

札幌市の郊外にある「盤渓」の森で、土壌や植物の生物多様性を回復するリジェネラティブ・アグリカルチャー（再生農業）が始まった。その序章となる一年の記録。

内気な高校生のオデコちゃんは、ある日夜の公園で涙を流すドラァグクイーン姿のクマさんと出会う。交流を重ねるうち、もがきながらも自分に正直に生きようとするクマさんの姿勢は、オデコちゃんにも変化を与え––。

ある日、少女がニホンカワウソと出会います。彼らは心を通わせようとしますが、なかなかうまくはいきません。なぜなら、ニホンカワウソはすでに絶滅していて、少女と現実には交流ができないのです。彼らは別々の空間に存在しているのでした。
このショートフィルムは、2012年に絶滅したとされるニホンカワウソを描くことで、現代社会が犠牲にしてきたものは何だったのかを、再考するきっかけを提示しています。

亡くなった祖父の秋元清志（92）が営んでいた駄菓子屋兼住居を取り壊すことになり、遺品整理をしている秋元大吾（43）のもとに、滅多に実家にも帰って来ない弟の秋元蒼馬（32）が帰ってくる。緊急事態宣言期間中に行われた祖父の葬儀にも蒼馬は参列せず、二人の間には隔たりがあった。蒼馬が幼い頃、店の売り物のカンロを勝手に食べた際、代金が払えない代わりに祖父に渡した「何か」を探している最中、東京にいる蒼馬から電話がかかってくる。さっきまで一緒にいた蒼馬は、甘露（古代中国での伝承で、天地陰陽の気が調和すると天から降る甘い液体。不老不死の霊薬とも言われる）を飲んだ祖父だったのだと悟る大吾。

最愛の妻を亡くし、その別れの葬儀の日も塩を作り続ける職人の龍介。
そんな時でも塩作りに没頭する姿を見た孫娘みどりが、その真意を聞く。
この土地でしか作ることのできない塩を作り続け、
その歴史を守っていくことが使命だと思っている龍介。
塩と対話しながら、古の時代からその味を後世に残そうとしている。
そんな龍介の姿を見つめ続ける孫娘のみどり。
塩をと向き合うことで、亡き妻と一緒にいる感覚となる。

2169 年地球は氷河期に入ってしまう。民宿ロマンを訪れた鈴木はオーナーの本多と娘の小雪に出会う。鈴木の持ってきたテントサウナに小雪は興味を惹かれる。

ようやく対面授業が始まった大学。しかし、そこに新種の変異株「タナトス株」が襲いかかる。学生が次々とゾンビ化していく中、５人の学生たちは脱出を試みるが…。

広瀬嶺さんは京都で舞妓として活動をした後、和裁の仕事など着物に関わる仕事をしてきた。その仕事の過程で古い着物が大量に捨てられたり、古物市で乱雑に扱われている事を知り、胸を痛める。彼女は廃棄される着物を集め、アップサイクルに挑戦する。

あの子が愛でた野良犬は、ずっとリンゴが欲しかった。一方、ニンジンはすべてを苗床にしようとする。あの子は箱を開け、イヌとともに去る。それらが朽ちていくことを知っているから。生と死を一瞬の点として捉え、描いた。

東京に住む3人。どんよりとした空。三つの雷鳴が彼らの周りを飛び交うように鳴っている。
夜が明けこれからもどんよりとした日常が続いて行く中、3人で違う道を歩いて行くがこの同じ時を過ごした感覚を共有することが不確定な未来よりも確かだと感じられた。

ある日の学校の帰り道、良太はある行動を繰り返していた。

“お父さんのカメラ、使わないならこの場所へ”
それは父から届いた最後のメッセージ。美しい風景を前に、父が愛用したフィルムカメラを構えるナミ。しかし、なぜかシャッターを切ることができない。何かが足りない。指定された場所を訪れたナミは、“あなたは何を撮りたいですか？”と書かれたメモを見つける。ふと蘇る父との思い出。そしてナミは、カメラを手放す。翌朝、不思議なメッセージが届き、再びその場所を訪れたナミは、あるものに出会う。場所や時代を定義しない、台詞のない世界。深い映像美に包まれた、静かに愛おしいフィルム。

とあるショッピングビルの駐車場で働いているとビルの取り壊しが告げられた。街の象徴的な建物がなくなってしまう時、その記憶はどこに残るのだろう。

小樽に住むみことは、一日の始まりの目覚ましが鳴らないことをきっかけに、昔よく遊んだ幼馴染の面影に誘われる。忘れかけていた記憶に触り、新しい日々へと進む。

ナイジェリアの貧困地域に誕生した草サッカークラブ。彼らに国際大会のチャンスが舞い込み、衝撃的な世界デビューを果たす。
欧州の トップリーグを目指すダヨ選手らは、欧州のスカウトが集まる選考会にエントリーしたが、思わぬ理由で足止めを食らう。
不平等に挑む、日本人とナイジェリア少年の奮闘記。

エジプトで注目を浴びる日本式教育。掃除や学級会、日直当番など『特別活動（特活）』と呼ばれる教科以外の活動を指します。日本人にとって当たり前すぎる小学校の光景がなぜ魅力的なのか。エジプト人の視点から改めて考える、日本の教育の在り方と今後とは。

海辺の町で交通事故に遭い死んだ父は、なぜか行き先を家族に偽っていた。遺された家族 は、秘密を確かめるべく、亡き父の記憶に潜入する。

森の中の豪邸には、水泳選手の娘とベストセラー小説家の母親の二人家族が住んでいる。ある日、彼女らの家に一人の男が訪ねてくる。彼は母親の新しい編集者である。

四谷の女子校に通う緑。書道部の後輩だった花が死んだある日、赤い髪を持つ少女、伊和が転校してくる。大人しかった花とはまるで正反対な、自由奔放な伊和が書道部に入部したことで、何かと振り回される緑。しかし、徐々に、緑は伊和を通して、見えていなかった、見ようとしていなかった花の姿を発見し始める。

東京に住む夫婦のハナとユウスケは３年前のある出来事をきっかけに互いの気持ちに距離を感じ、一人一人で過ごす事が多くなっていた。
二人はその距離を埋められず、離婚届を前にして気持ちを決めきれないままカラオケに来ていた。
ハナが半ばやけくそに歌う中、電気の供給が逼迫した東京は停電してしまう。
と、同時にハナは倒れてしまうのだった。

シンガーソングライターSieshaの楽曲「背中」のミュージックビデオ

ある日、少女がニホンカワウソと出会います。彼らは心を通わせようとしますが、なかなかうまくはいきません。なぜなら、ニホンカワウソはすでに絶滅していて、少女と現実には交流ができないのです。彼らは別々の空間に存在しているのでした。
このショートフィルムは、2012年に絶滅したとされるニホンカワウソを描くことで、現代社会が犠牲にしてきたものは何だったのかを、再考するきっかけを提示しています。

大学生の理一は、何かと癖の強い友人「卓也」がいる。二人がすることは決まって取り留めのない話。夢、憧れ、出会い、以上3つのエピソードで紡ぐ彼らの物語。

死ぬことを考えていたカナメは、６月のある日、昔の親友たちを荒地に呼び出す。しかし、そこへやって来たのはフク一人だけだった。

徳島にやって来た彼女は、自然に人と人をつなぐ存在になっていた！そんな彼女の小さな幸せいっぱいのある冬の一日の物語

謎の外資系IT企業に就職した新人プログラマの佐藤は、入社してすぐにプログラミングの研修合宿に行くことになる。合宿初日、ワンボックスカーで人里離れた研修所に連れて行かれた佐藤たちの前に現れたのは、殺気立ったプログラミング講師・大藤だった。
大藤の様子は明らかにおかしく、指導方法は常軌を逸していた。地獄のプログラミング研修が今始まる…！

あるひとが独白している。自分はここにいない、いないほうがいい、いたくない。 彼の心象風景の中に、別のひとが紛れ込んでいる。やがて彼はいなくなる。

札幌市の郊外にある「盤渓」の森で、土壌や植物の生物多様性を回復するリジェネラティブ・アグリカルチャー（再生農業）が始まった。その序章となる一年の記録。

婚約破棄により実家に出戻った瑞季は、母の冷たい視線もよそに自堕落な生活を送っていた。そんなある日、かつて瑞季と母を残して去った父から結婚祝いが届く。煮え切らない感情が募るなか、無用の祝儀を突き返すべく、瑞季は父の暮らす町を訪れる。

高校3年生の奏は冬のある日、母親と一緒に祖母の家に駆けつける。何年ぶりかで訪ねる小さなアパート。そこには恋人を亡くしたばかりの祖母がいた。最後の別れを告げに行きたいと言う祖母だが…

札幌のバンド、you any a meのミュージックビデオ。自己と対峙し、深層心理の奥に降る雨の中で踊り続ける。それは激しくも、優しい。

「生まれたい」？どこからか落ちた卵。 それを拾う僕。 温めてたら何か産まれてくるのかな？

LGBTQであり、SNSでもインフルエンサー活動をしているコバにゃんさん。一体コバにゃんさんはどのようにインフルエンサー活動を行っているのか。

中国からの技能実習生・慶陽は給与未払いの訴えが組合に取り合われず疲弊していた。さらにルームメイトの悪事に加担し、組合に弱みを握られ、追い詰められていく。映画に終わりはあるが、観る者の脳裏で物語は終わることがない。

婚約破棄により実家に出戻った瑞季は、母の冷たい視線もよそに自堕落な生活を送っていた。そんなある日、かつて瑞季と母を残して去った父から結婚祝いが届く。煮え切らない感情が募るなか、無用の祝儀を突き返すべく、瑞季は父の暮らす町を訪れる。

高いピアノの才能を持つ主人公 圭介は幼いころに父親から受けた精神的虐待でピアノから距離を置く生活を送っていた。そんな中、幼馴染の勇剛から着信が入る。

不漁続きの海。しかし、現場を知る人間だからこそ伝えられることがある。伝えることで、変えられることがある。海苔漁師として生きる相澤太の挑戦を描いた物語。

ある日、誠治は職場の後輩である康介の浮気現場に鉢合わせる。康介は、誠治の妹・莉紗の夫でもあった。誠治は、浮気を莉紗に自白するよう康介に頼むが…。

北海道知内町で生まれ育った小野京子は、障がいのある息子と健常者の娘の母として生きた。周囲の白い目や、健常者である娘に手をかけられなかった過去を振り返る。

障害者だからといって決めさせない。 出来ることではなく、やりたいことを自分で決める。 彼の想いを通し、社会の一つの在り方を提示する。

現在、再開発が進んでいる札幌都心の風景を構成する物体の色、光を“構造”として切り取り、表現したショート・エクスペリメンタル・ドキュメンタリー・フィルム。

自分の夢や社会生活について心の中で葛藤しながらも、いつか夢が叶うことを願って努力を続ける若い大学生の物語。

自然豊かな島根県に、生活困窮者の問題解決に心血を注ぐ青年がいる。「家族の境界線を無くすのが解決の糸口」。「赤の他人」を自宅に受け入れる彼の思いとは。

ミャンマー人のWin Ei Phu（ウィン・イ・プー）は大学生。人生の半分近くを、親元を離れ、日本で過ごしている。

東京の畳職人・八巻さんは、大分県国東市で栽培される絶滅寸前の「七島藺」を農家と共に守りながら、失われつつある畳文化の魅力とその持続的価値を強く訴える。