2011.1.23
第21回サンパウロ国際短編映画祭01からの続き
2010年のサンパウロ国際短編映画祭でスペシャル・プログラムとして沢山のプログラムが上映されましたが、映画祭としてプレゼンテーションしたのは、SAPPORO Short Festと
タンペレ国際映画祭、他にクレルモンフェランから担当者が来てトークセミナーに参加、アルゼンチンのマールデルプラタ国際映画祭も上映作品をプレゼンテーション、ギリシャのドラマ国際短編映画祭の関係者も参加して各国の映画祭関係者が集まっていました。写真は映画祭行きつけのレストラン:Consulado Mineiro
ブラジルのミナスジェライス州の郷土料理がメインらしいが、バイキング形式でフェイジョアーダほかどれも意外とあっさりした味付けでおいしい。みんなはカイピリーニャで良い気分でした。
札幌からの上映プログラムは会期中4回上映されました、下記は市内のメインストリート、パウリスタ通りから少し入った映画館 ユニバンコ。
右の細い入り口から中に入って行くとカフェと4つのスクリーンがあります(あると思います)。ちなみに左側はCDショップで、2-3人のオッサンが常時スタンバッています。
劇場の入り口とボランティアスタッフ。入場は無料だが、チケットとオーディエンス・アワードの投票用紙を受け取って劇場へ入る。ボランティア・スタッフは何処でリラックス・ムードです。
劇場内の様子、良い感じで入りました。年齢層が高いので常連さんが多い印象です。映画祭は、インターナショナル、ブラジル、ラテンアメリカだけでも全部で20プログラムもあるのに、ここに来る観客はかなりマニアでしょう。上映前に作品の説明、監督達がこられなくてゴメンみんな仕事が忙しくてね〜、と説明すると意外と受ける。一緒にプレゼンしたかったですね。
会場近くのサンパウロのメインストリート、パウリスタ通り。さすがブラジル最大の都市サンパウロ、オフィスビルが乱立しています。
近くの書店を教えてもらったので、パウリスタのショッピング・エリアへ。
インテリアもおしゃれ。文化度高いぞ。
大型書店でした。地図からアートブックまで隙なしのセレクション。ここで、ひとまず文系女子のおみやげをゲット。ポルトガル語が読めなくて良かった、英語だったら買ってたかも。
ホテルの部屋からの眺め。ザックリした街並みです。
夜の風景
近くのハイウエー、ここにもう一つの会場:Centro Cultural São Pauloが写っています。右車線のバスの上、平べったい建物(ぼけてますが…)。
参考URL:Centro Cultural São Paulo
遅い上映時間だったので、夜道を歩いて行くと突然、巨大な施設が現れました。展示スペースやコミックの図書館などの複合文化施設でした。
館内は登録すれば使えるWiFi環境もあります。
市民の憩いの場になっているようです。この広い施設に劇場がありました。
この会場も比較的年齢層が高い。一通り作品の説明をして上映。今回のサンパウロでの上映作品のかなで一番評判が良かったのは木下真監督の「イシノオト」でした。あれは面白かった、とみんな言ってくれます。
通訳してくれた映画祭スタッフ。どこでも英語からポルトガルに通訳してくれるスタッフがいるのはうらやましい。
しかしこの施設、ある程度遅くまで解放しているようだし、施設内ではたまたまDJのパフォーマンスもあったり、ハイカルチャーからストリートカルチャーまで守備が広い。
なかなか良い施設なのでサンパウロの印象が随分と良くなりました。しかもコマーシャル臭さが全然無いパブリックな雰囲気で好印象。
結局、2回では収まりきらなかったので、次回03へ続く。