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『アタックナンバーハーフ』はこの人がつくりました!

2007.9.14

“コートの中が一番輝いてるアタシたち!”

タイのおかまちゃんバレーボールチームを題材にした劇場映画『アタックナンバーハーフ』で一躍世界に躍り出たヨンユット・トンコントゥーン監督。
映画祭2日目のセミナー「世界を突き抜けるタイ映画」(会場/ほくせんギャラリー「アイボリー」)では、現在、年間300本以上の映画が作られているタイ映画の現状とご自身のフィルモグラフィーを語ってくれました。

20歳の頃から映像を作り続けてきたヨンユット監督は『アタックナンバーハーフ』大ヒットの追い風を受けて、現在、友人と立ち上げた映画制作スタジオ「GTH」を経営しています。
同スタジオでは新進監督の発掘に重点を置きつつ、ドキュメンタリー、アニメーションなどさまざまなジャンルの映画を制作。
なかでも、世界的なニーズに応えて年に1本は必ず制作するのが、ホラー映画なんだそうです。

「日本、韓国など先行するホラー映画大国に負けないように」なんておっしゃってましたが、いやいやいやいやいや、ご謙遜です。
予告編を上映してくれた『alone』『BODY』『DORM』の怖さといったら、もう…。
「ひいいー!」と顔を覆った指のすき間からしっかり見入ってしまいました!

札幌の印象を尋ねると、「雪のイメージでしたが、暑さはタイと変わらないですね(この日、札幌の最高気温は8月並み!)ニューヨークみたいに街並みが整然としていて、みなさん、親切な方ばかりです」とのこと。

「今後、ハリウッドや日本進出は考えていますか?」の問いには、きっぱり「ノー」と即答。
「タイに基盤を置いて、作品づくりを続けます」と語ってくれました。

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