作詞: toto
私は いつも 抱きしめたかった
すれちがう雲を山を 自分の小さな影を
まんまるの目の奥に まあるい地球がうつる
風に乗り 点となって 空のかけら
小さな島
止まり木のアパートメントで
時計回りの夢を見る
微笑みの風に 眠る島で
ホーホー キラキラ ちくたく
いつも 光を 唄っていた
見たこともない色が世界を覆う日まで
灯り ともしび どこに どこに
哀しみは 重みに ゆがみ
時計は とまった
涙が あふれると いつも そらを見上げた
何度も何度も 立ち止まって 見上げた
ふりそそぐ かけら
雲がつれてくる 見知らぬ笑顔のしずく
ゆっくりと羽を広げたら
誰かが手をふっている
耳を澄ます
耳を澄ます
誰かが誰かを抱きしめる音
手をつなぐ
闇にも もう離すことのない光と
切れた弦からも 必ずうたはこぼれる
会いに行こう
会いに行こう
さえずりはじめた 私たちの世界へ