フィルムメーカープログラム

映画監督が自分自身の作品を3本以上、45分以内にプログラムしエントリーできる世界でも珍しいエントリー方式。監督のテイストやスタイルが見て取れ、作家性を味わえるプログラムです。
作品部門がシングルカットとすれば、このフィルムメーカ部門はアルバムのような楽しみ方ができます。今年は8人の監督がノミネート。全33作品を上映。

F-A Directors

Film Makers A Directors

 

Mai Yoshida

  • Mai Yoshida吉田 舞
  • UKイギリス
  • 函館で生まれ育つ。2000年に渡英。2006年にRoyal College of Artにて修士号を取得。独学でアニメーションを学び、現在はアニメーション作家としてロンドンを拠点に世界各国で作品を発表している。上映作品「Last Snow Before Spring」が文化庁メディア祭で推薦賞受賞。
 

Alexandre Philippe

  • Alexandre Philippeアレキサンダー・フィリップ
  • USAアメリカ
  • ニューヨーク大学のメディア芸能学部で劇作を学ぶ。現在はデンバーの制作プロダクションCinema Vertigeのクリエイティブディレクター兼共同オーナー。上映作品「LEFT」は、モントリオール世界映画祭でプレミア上映のほか、2010年は黒澤明監督生誕100周年を記念して6か国で同時上映される。
 

Alexandre Philippe

  • Anna McGrath アナ・マッグラス
  • Australiaオーストラリア
  • メルボルン大学付属芸術大学ヴィクトリア・カレッジ・オブ・アートの映画・映像コース卒業。現在はオーストラリアのメルボルンを拠点に活動している脚本・演出家。好奇心と探究心から、思考の波、日常の奇想などを追っている。上映作品「SMALL CHANGE」は各国で多数受賞。

F-B Directors

Film Makers B Directors

 

Erik Rosenlund

  • Erik Rosenlundエーリック・ローゼンルンド
  • Swedenスウェーデン
  • 1975年生まれ。イラストレーター、漫画家として活動をしていたころ、アニメーションにも興味を持ち、スウェーデンの美術大学に進む。初作品「The Dark Side of the Morning」は多数のフィルムフェスティバルで上映され多数受賞。現在も個人アニメーターとして広く活躍している。
 

Michael Wolf

  • Michael Wolfマイケル・ウォルフ
  • Germanyドイツ
  • ドイツ・ミュンヘン生まれ。高校卒業後は兵役につき、その後メディア関連業に携わる。カッセル市内で、ニュース、リポート、ドキュメンタリーのディレクターを務め、ミュンヘンの制作会社では脚本、構成、音楽なども手がけていた。2002年ミュンヘン映像映画大学に入学。
 

Reiko Yokosuka

  • Reiko Yokosuka横須賀令子
  • Japan日本
  • 1960年茨城県生まれ。日本工学院専門学校美術科卒業。第6回国際アニメーションフェスティバル広島大会入選、第6回ロサンゼルスアニメフェスティバル入賞など多くの受賞歴をもつ。連句アニメーション「冬の日」やTVCM、劇場映画等にも参加。現在札幌市在住。

F-C Directors

Film Makers C Directors

 

Terry O' Leary

  • Terry O' Learyテリー・オリアリー
  • Netherlandsオランダ
  • アイルランド出身。コークカレッジで脚本・演出学を専攻し、在学中にビデオドラマを数本制作。卒業後の初作品「Greenfingers」で賞を獲得。観客に解釈の余地を残すような作品を心掛けており、現在までに製作した5本のショートフィルムは世界各地で評価されている。
 

Natalia Kuzmina

  • Natalia Kuzminaナタリー・クジミナ
  • Russiaロシア
  • 1975年、ウクライナ・リボフ生まれ。カメラマン、ジャーナリスト、TVディレクターを経た後、モスクワの映画・映像学校に学ぶ。自身のショートフィルムは2作。現在、ロシアのヴォロネジを拠点とし、長編映画、TVシリーズのアシスタントディレクターも務める。
 

KAMIKAZEDOUGA

  • KAMIKAZEDOUGA神風動画
  • Japan日本
  • 1998年に京都で、代表・水崎淳平が個人事業として活動をスタート。アニメーション業界に新しい可能性を問いかけようとCGでのセル画作りを研究・提案。さまざまな映像表現に挑戦し、デジタルによるアニメーションの可能性を追究し、斬新な映像を作り続けている。