SAPPORO SHORT FEST | 札幌国際短編映画祭

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アワード

審査員2008

審査員紹介
Tony Rayns / トニー・レインズ
Tony Rayns / トニー・レインズ

映画評論家/フェスティバル・キュレーター

ロンドン在住のトニー・レインズ 氏はイギリスのブリティッシュ・フィルム・カウンシルが出版する雑誌:Sight and Soundの寄稿編集者で、アメリカのFilm Comment、カナダのCinemScopeなど複数の映像関連雑誌に評論を寄稿している。著書は「Eiga: 25 Years of Japanese Cinema」、「Electric Shadows: 45 Years of Chinese Cinema」などがある。現在は「Wong Kar-Wai(ウォン・カーウァイ) on Wong Kar-Wai」を準備中。
また、中国、北京のBeijing Film Academy/北京电影学院や韓国のソウル、上海の教育機関に講師として招かれている。2004年には川喜多記念映画文化財団より川喜多賞を授与され、欧米に北野武監督を紹介するなど、日本映画の海外進出に大きく貢献してきた。

Mary Lou Belli / メアリー・ルー・ベリー
Mary Lou Bell / メアリー・ルー・ベリー

映画監督/脚本家/プロデューサー

メアリー・ルー・ベリー、映画監督/脚本家/プロデューサー。エミー賞、また数々のアワード受賞経験を持つ。最近は、海外連続ドラマ“Girlfriends”の第7シーズンの製作を終了、そして2Logo賞を受賞したWebドラマ“3Way”の新シリーズもクランクアップを迎えたりと大活躍。彼女が手がけた100を超えるエピソードの中には、フランドレッシャー主演の"Living with Fran"、ジェーン・リーブス主演"Misconceptions"、そしてヒップホップアーティストEVEが出演した"Eve"など豪華キャストを起用した作品がずらり。その他、代表作に“Charles in Charge," "Major Dad," “Sister, Sister”などが挙げられる。(“Girlfriend”や“One on One”ではBETアワード、プリズムアワードの監督賞ノミネーションを受けたこともある)。

メアリーはペンシルベニア州立大学の演劇課程を修了後、ニューヨークの音楽劇場、小劇場などで舞台を踏み、その後ロサンゼルスで75以上もの公演作品の監督やプロデュースを行ってきた。その長年の活動の中、数々のアワード受賞を経験。特にメアリーが誇りにしているのは、トム・ブラッドリー氏(当時のカリフォルニア市長)からの『幼児虐待』に関する作品への賛美である。 監督、プロデューサー業の他に、“The Sitcom Career Book.” と"Acting for Young Actors"の執筆活動、3 Minute Highschool.comの教育顧問委員会の委員長を務める。
又、アメリカン・フィルム・インスティテュートをはじめニューヨーク州立大学、ノースウエスタン大学、コネチカット州立大学など、全米各地の大学で頻繁に講演活動もおこなっている。
その他、CSU Media Arts Festでは3年間連続ゲストスピーカーと審査員、Miss America Outstanding Teen Pageantの審査員、Women In Filmや 数多くの映画祭(the DGA、SAGそして AFTRA)でパネリストを務めた。今春、カリフォルニアインディペンデントフィルムフェスティバルの審査員を務め、国際演劇祭では中等演劇教育を目的として高校の演劇教師と10代の子供達数千人を集め、ワークショップを開催するなど勢力的に活動をおこなっている。そして今秋、9月に行われる札幌短編映画祭への来日をすごく楽しみにしている。

Ulrich Wegenast / ウルリヒ・ヴェーゲンアスト
Ulrich Wegenast / ウルリヒ・ヴェーゲンアスト

映画祭プログラム・ディレクター

959年、シュツットガルトに生まれ、同地で歴史、美術史を学んだ後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で文化およびメディア政策(マネージメント)を学ぶ。
1987年、シュツットガルトで毎年開催される映画祭Stuttgarter Filmwinter – Festival for Expanded Mediaならびに建築とメディア会議architectural- and media congress media-space を主催する協会「Wand5」の設立に加わる。2006年まで、実験映画、ビデオ/メディア・アートを中心に上映会や展覧会企画をキュレーターとして、また同協会の理事、代表の立場で推進。
1993―2005年、シュツットガルトの国際アニメーション映画祭のプログラム・ディレクターとして活動。同時にミュンヘン映画祭、バーデン=ヴュルテンベルク州メディア・映画協会、フランクフルトのアートスペースであるシルン・クンストハレ、ミュンヘンのゲーテ・インスティトゥート、ドクメンタ事務局の顧問として広く活躍する。
2002年、ドイツ北部の町ルートヴィヒスブルクのヨーロッパ短編映画ビエンナーレのプログラム・ディレクターとなる。
2005年、故郷に程近いニュルティンゲンの自由芸術アカデミー大学のビデオ・メディア・アート科の設立に協力。
同年11月、映画・メディア・フェスティヴァル有限会社のアート・マネージャーに就任し、シュツットガルトの国際アニメーション映画祭およびルートヴィヒスブルク・ヨーロッパ短編映画ビエンナーレ等の開催に尽力。 2006年5月以降ドイツ短編映画協会理事、ゲーテ・インスティトゥートの映像部門の顧問委員会メンバーとなり、特に実験映画、アニメーションフィルムに関するアドヴァイスに当たっている。さらにビデオ専門家としてバーデン=ヴュルテンベルク州芸術基金の選定委員会メンバーにも名を連ねている。
2003年以降、バーデン=ヴュルテンベルク・フィルムアカデミー映画大学で教鞭をとる。2004年から2007年の間、カールスルーエ造形大学でも映画・メディアアートを教える。

Tomoko Nakajima / 中嶋朋子
Tomoko Nakajima / 中嶋朋子

女優

東京都生まれ。
国民的テレビドラマと呼ばれた「北の国から」で22年の長きにわたり螢役を務める。以後、映画、舞台へも活躍の場を広げ、実力派として高い評価を得る。他に、朗読、執筆でも独特の感性を発揮。 根強いファンを持つ。
近年では、ジャズ、民族音楽、オーケストラとのコラボレートで古典の朗読劇に取り組むほか、映像作家としても活動を開始している。

現在、NHK大河ドラマ「篤姫」に出演。
TFM「ふんわりの時間」(毎週日曜AM9〜)では、パーソナリティを務めている。

代表作

  • 映画「ふたり」「TUGUMI」
  • 舞台「オレステス」(演出 蜷川幸夫)
  • 「ガラスの動物園」(イリーナ・ブルック)
  • 「クリーンスキンズ」(栗山民也)
  • 「ネイキッド」 (デビット・ルヴォー)
Hisao Tanoshiro / 田野城 寿男(たのしろ ひさお)
Hisao Tanoshiro / 田野城 寿男(たのしろ ひさお)

サックス・プレーヤー / ミュージシャン / アーティスト

1978年ボストンのバークリー音楽大学に入学。在学中にデイヴ・リーブマン、ジョー・アラッド、ジョージ・ラッセルに師事し、ジャズを追求。在学中から自己のカルテットを結成し、東海岸を中心に精力的に活動。1987年にはサリナ・ジョーンズの日本ツアーにソロ奏者として参加。1991年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。2001年には山本寛斎がプロデュースした「ファッション元気主義 in Sapporo」の音楽監督をつとめた。
このほか、写真家の荒木経惟や画家の黒田征太郎とのコラボレーションなど、幅広く活動している。現在は札幌にて若手の育成にも努める、札幌在住。

タノイズム:
世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を越えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。
僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。だからこそ、演奏の技術を伝える前に、そうした音楽の持つ意味や、素晴らしさを伝えていきたい。
音楽をすることの延長に、自分の生き方、社会との関わり方を考える道を据えてみたいと思っています。

パフォーマンス:

  • クインシー・ジョーンズプロデュース
  • モントルー・ジャズ・フェスティバル(スイス)
  • フジロックフェスティバル(日本)
  • アースデイ東京(日本)
  • サリナジョーンズジャパンツアー

コラボレーション:

  • 荒木経惟(写真家)
  • 黒田征太郎(画家)
  • 武田双雲(書道家)
  • 山本寛斎(デザイナー) 等

http://www.tanoshiro.com